千葉県法律関連労働組合 お茶会企画

5/17 お茶会企画

 

 アンケート訪問において、組合の存在や魅力を少しでも伝えられるよう、具体的な企画の案内を一緒に配布していますが、今回「お茶会」と称して、短時間でも事務員さん同士が気軽に集まれる企画の案内を作成し、呼びかけを実施しました(会議室の手配とお茶とお菓子を用意する程度です)。

 

 事前の出席申し込みをお願いする方式はとらず、未組織仲間の参加がなかったら仲間内の会合を実施しようという予定でしたが、3名の未組織職場の仲間の参加がありました。

 そのうち1名は所用の為、あまりお話しができませんでしたが、アンケートにご丁寧なお返事を返してきてくれた方でしたので、あらためてお誘いをするなかで、今後また参加させていただきたいとの前向きなお話しをいただきました。

 

 あとの2名は同じ事務所の事務員さんで、このまま今の職場で続けられるか悩んでいたところ、周りの職場はどうなんだろうか、ということでご参加いただきました。

 小規模零細職場が多い法律関連業種においても、勤続年数が徐々に伸び、子育てしながら働いている事務員さんも増えている状況も交流しながら、せっかくですから、職場の要求改善に向けて、どんな方策があり得るか、といった点について交流することができました。

 事務職員に対する配慮がなく、いやなら辞めろという雇用主が依然として少なくないなか、働き続けることに対する希望が見えずに苦慮している現状に触れ、そんな実態だからこそ労働組合に対する期待もあることを実感する機会となりました。

 アンケート結果からもそうですが、何とかしたい職場の不満はあっても、雇用主との関係悪化からなかなか言い出せないなか、諦めないで職場環境を改善していく方法を一緒に考えていく企画が待たれているし、今後の私たちの活動への理解や共感をひろげていくことが求められていると思いました。

 

 

 あわせて、アンケートに寄せられる声を是非雇用主に知らしめて欲しいという願いに応え、千葉県弁護士会執行部との懇談申し入れ、そして、それに先だって全国の法律関連の労働組合の仲間と日弁連をはじめとする各団体への申しれを実施。

 各職場の労使問題にまで介入できない、また、問題があれば、しかるべく相談機関に相談を、という話を受けるのですが、見過ごせない声の存在は、近代化しきれないこの法律関連職場の実態を浮き彫りにしていますので、できるだけ分かりやすく各職場へ繰り返し周知していきたいとの対応へと変化しているように感じます。

 事務職員向けのホームページの充実や、研修制度の確立等、少しずつ変化していますので、そうした動きを後押しするために、私たちも地道な取り組みの継続させることの重要性を感じています。

 

 定期開催しています、企画のご案内

 

 6/19(水)憲法ランチカフェ お昼休み 千葉県弁護士会(4階)にて

        第5回「えん罪が繰り返される刑事裁判の仕組み」

 

 6/28(金)学習会「給与明細、源泉徴収票の見方」について

        千葉市文化センター9階第4会議室

        自分たちの給与の仕組みを社会保険労務士さんと一緒に学びましょう

 

 お気軽にご参加ください。

 問合せは千葉第一法律事務所まで